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2010年12月30日木曜日

故人の遺志を継いで4日目のスタート

1年半振りにロシアンラリー'95 レポート復活です。

4日目、今までで一番重たい空気の朝。
2日目の事故の故人の遺志を継ぐ形でラリーは続行された。
小雨が降っていて冷たく薄暗い朝。神様はここまで冷たいのか。
ここで写真取ってる人もいないようで記録がありません。

港からリエゾンで浜辺まで移動。スタート地点の砂浜であっさりスタックして止まる。
トランスファーをL4に入れてない。
まったく初歩的なミス、落ち着きがなかった。

その後1台ずつスタートして、海岸沿いを離れてダートのヒルクライム
花が献げられいた一昨日の事故地点で停止、手を合わせてからラリー続行。

ディーゼルターボのブースト圧を上げて走ると、急にエンジンパワーが低下。
ボデーは直したけどここで終わりか?と思いながらボンネットを開けた。

エアインテークの簡易の水よけが吸い込まれてしまったようだ。
とりあえずあるもので代用できるモノを探してみる。




ランチに配られれた”ペプシ缶” これを上下に穴開けてエアクリーナーに取り付けて走る。
低速トルクは失ったが、高速域では影響なしか?前よりふけがいい。
得たものは渡河時の安心。エアの吸入口をエンジンルーム内の水が入らない位置にした。
このクルマは'93のロシアンラリーを走っているが、その際にエンジン内に水を吸ってしまうトラブルで
エンジンをバラしているそうなので、今回はそれは避けたかった。

見かけはネタっぽいですが、エンジンの扱いやすさより、安心を選択。

こんな感じでテンションを戻して再スタート。
続きます、、


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