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2010年12月30日木曜日

励まされた夜

船に帰ったら、仲間が感激して迎えてくれた。
「生きてる!!脚がある!!」何のことか理解してなかったが、近い場所で死亡事故が起こったらしいと連絡がまわっていた。
今までの流れからして、何の疑いもなく僕らがその当事者と思われており。当日会った仲間には必ず言われた?

相棒はガラスを片付けたときに指先をケガをして、あこがれの白船で手当。ついでに僕も白船に乗ってみた。
何か小ぎれいな感じ、ナースもいるし。(ドクターから別件の事故に関する情報を得たが、話が複雑なので割愛)

しかしその後、誰も船に帰ってこない。少ないメンバーで夕食を食べて飲んだ。
みんな励ましてくれる、「俺の車の運転をしてくれ、俺たちは後ろで飲んでるから」とか、
何とかゴールまで一緒に走らせてくれる言葉には感激した。
そして、その言葉に甘えようとも思った。

しかし日付が変わった頃に遅れていた仲間が帰ってきて、状況が変わった。


(フジテレビおはようナイスディ放送分より抜粋)

雪解け水で増水した河を夜になって、2輪のみんなで渡ってきたという。
何度も流されながらもたどり着いたらしい。顔がボロボロになっている。
いろいろなキビシイ条件が重なったため、明日のステージはキャンセルして休養日になった。

ラリーを中断させた、当事者として申し訳ない気持ちもあったが、今後どうするかを決めるのに時間ができたと思った。
実はまだ気持ちが整理できず、翌朝は誰よりも早く起きた。


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